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苛性ソーダの扱いに気をつければ、家庭でも簡単に石鹸を作ることができます。
簡単に手順を説明すると・・・・
材料のオイルを湯煎にかけよく混ぜる。
苛性ソーダを水に良く溶かす。
※苛性ソーダは劇薬なので、取り扱いに注意してください。
これが苛性ソーダ水。
水と混ぜた直後は白濁しますが、しばらくかき混ぜていると透明になってきます。
オイルと苛性ソーダ水の温度を43度前後に合わせ、ゆっくり混ぜ合わせる。
20分ほどひたすら混ぜる
マルセイユ石鹸はこんな感じ。
ぱっと見ホットケーキのタネみたいですが、これはまだ強アルカリの危険物質なので油断は禁物です。
1時間おきぐらいにかき混ぜます。
混ぜた時に軽く跡が付くぐらい固まってきたら(トレースが出るといいます)、型に入れて保温します。
1日〜3日ほどで固まるので、型出し後に切り分けて乾燥させます。
熟成期間中、暗所で寝かせて完成です。
この期間でゆっくりと反応が進み、石鹸へと変わっていきます。
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苛性ソーダと精製水は薬局で購入できます。
苛性ソーダは劇薬なので、購入時にはハンコが必要になります。
精製水の代わりに水道水でも大丈夫ですが、せっかく天然成分100%の石鹸を作るなら、水にもこだわりたいですよね。
必要な道具は・・・・
鍋、泡だて器、はかり、ゴムベラ、温度計、石鹸の型
石鹸の型は牛乳の空きパックでもOK。その場合、少し工作は必要になりますが。
鍋はステンレスかホーローで。
アルミや鉄は、かき混ぜる工程で腐食して金属が石鹸に溶け込んでしまいます。
苛性ソーダを溶かすときは、換気をして手袋&マスク着用で
水と化学反応を起こして有毒ガスが発生するため、すいこむとむせます。
溶けきったらマスクは取っても大丈夫ですが、混ぜている間手袋はしていた方がいいです。
苛性ソーダは劇薬です
強アルカリの劇薬なので、皮膚に付くとやけどのようにピリピリしてきます。
皮膚についたらすぐに洗い流してください。
私はお酢で中和して、洗い流すようにしています。
使った道具は中和してから洗う
苛性ソーダの付いた道具はお酢をかけて中和し、しばらく流水にさらしてから洗います。
材料を混ぜるのに使ったボール等は、しばらく置いて鹸化が進んでから洗うと中和も必要なく楽です。
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