〜手作り石鹸のお店〜
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手作り石鹸と市販石鹸の違い


 原料が違う

市販の石鹸の原料は主に牛脂とココナッツオイルです。
これは、アメリカから工業用牛脂を安く買えることが大きな理由です。
牛脂だけでは泡立ちが悪いので、泡立ちをよくするココナッツオイルが15〜25%程度配合されています。

一方、手作り石鹸で使う油は、オリーブオイル、ココナッツオイル、パームオイル、ゴマ油、、マカデミアナッツオイル、アボガドオイルなどの食用油か、つばき油、キャスターオイル、シアバターなど、化粧品に使うような高級油脂です。
石鹸のデキは使う油の品質によると言われているため、贅沢な油脂を使って作った手作り石鹸が肌に優しいのも納得できます。



 
作り方が違う

工業的に作られる石鹸は、主として「中和法」と、「けん化法」で作られています。
中和法は、あらかじめ油脂を脂肪酸とグリセリンに分け、脂肪酸だけをアルカリと反応させて作ります。
この方法だと、わずか4時間で石鹸を作ることができるため、大量に生産される大メーカーの石鹸は、主にこの中和法で作られています。
一方、けん化法は、原料油脂とアルカリをけん化釜で焚いて作ります。
高温でけん化させた後、食塩を加えて、グリセリンや不純物を除く(塩析する)ことで、純度の高い石鹸を作ることができます。
この方法だと石鹸ができるまで4〜5日かかり、また技術も必要なため、今ではこの方法で石鹸を作ることは少なくなってきました。高品質を売りにしている無添加石鹸などは、けん化法で作られた物が多いようです。

手作り石鹸は、最も手間のかかる方法で作ります。
40度前後の低い温度で、油を傷めないようにしてけん化を行ない、更に1ヵ月以上かけて熟成させます。
この方法は熱を加えないので「コールドプロセス法」ともよばれ、原料油脂の性質を最も生かした石鹸になります。
また、油脂の中に含まれていたグリセリンがそっくり石鹸の中に閉じこめられているため、とてもマイルドな仕上がりになっています。



 添加物が違う

市販の石鹸には、酸化防止剤、金属封鎖剤、着色料、香料などが含まれたものが多くあります。
市販の石鹸は、作られてから消費者に購入されるまでに時間がかかるので、その間に色が変わったり、酸化して悪臭が発生したりするのを防ぐため、どうしても酸化防止剤などを添加する必要があるのです。
中には、商品価値を高めるために色や香りを付けただけのものもあります。

しかし、敏感肌の人などは、これらの添加物にアレルギーを起こすこともあるので、できれば避けたいものです。
手作り石鹸は、保存料、色素、香料も無添加で作ることができます。
石鹸の変質も、酸化しにくい油脂を選んだり、古くなる前に使い切ったりすることで、酸化防止剤を使わなくても管理できます。
また、自分の肌質にあった素材を混ぜこむことができるのも、手作り石鹸ならではの楽しみです。
保湿力の高い油や蜂蜜、洗浄力を高めるスクラブやクレイ、肌荒れを防ぐハーブ類などを添加して、自分だけのオリジナルソープを作ることができます。



 
市販の過脂肪石鹸と手作り石鹸

市販の高級化粧石鹸の中には、ラノリンや高級油脂成分を加え、洗浄後、皮膚に潤滑膜を残すようにしたものがあります。
しかし手作り石鹸の中には、原料油脂の5〜15%がそのまま残っています。
この油脂が洗顔後も皮膚に残り、保湿効果を高めるとともに、わざわざ高級な油を添加しなくとも、市販の過脂肪石鹸と同じような効果を得られると言われています。

過脂肪石鹸や手作り石鹸の洗浄力は純石鹸に比べてやや劣ります。
しかし、その分皮脂を取りすぎないので、肌にはマイルドな石鹸と言えます。



 なぜ手作り石鹸の中に油脂が残るのか?

石鹸は苛性ソーダと油脂を反応させて作ります。
オイルはその種類によって鹸化価が違っていて、そのオイルを100%鹸化するために必要な苛性ソーダを入れた場合、鹸化率100%となります。
しかし、鹸化率100%の石鹸は肌にはキツく、スキンケアには向きません。

そこで、苛性ソーダの量を5%〜15%の範囲で減らします。
こうすることで石鹸の中に『過剰油脂』というものができ、この油脂が洗顔後も皮膚に残り保湿効果を高めるのです。
とはいえ、過剰油脂が多すぎると柔らかく溶け崩れがしやすい石鹸となり、またオイルの酸化による劣化が心配されるというマイナス面もあります。



 鹸化率による違い

一般的に、鹸化率85%、86%でしっとりタイプ、鹸化率87%、88%でノーマルタイプ、
鹸化率89%〜95%でさっぱりタイプの石鹸ができると言われています。
どの鹸化率が自分に合っているのかは個人の肌タイプや好みによりますので、自分にぴったりな石鹸を見つけるのも手作り石鹸の楽しみの1つです。
当店では、全てのオイルを苛性ソーダと反応させた石鹸の鹸化率は低めに、型入れ直前にオプションオイル(スーパーファット)を加えた石鹸の鹸化率は少し高めに作っています。(スーパーファットを加えた場合、そのオイルはそのまま「過剰油脂」として石鹸の中に残るためです。)

また、当店ではオリジナル石鹸のオーダーも受け付けておりますので、使ってみたいオイルや香りの他、いろいろな鹸化率を試してみたい方もお気軽にご相談下さい。

興味のある方はオリジナル石鹸作ります